静かな坂道

登るも下るも静かな坂道がいい

赤岳に登りました

登山の後、ウチに帰ってよくすることがあります。

今日登った山の、YouTubeを検索して見ることです。

 

「そうそうそう!」なんて、とても盛り上がります。

 

でも今回は、「いや、違う!」と思いました。

 

今回は先週の丹沢山に続き、八ヶ岳の赤岳に登ってきました。

 

登る前に、誰かがアップしたYouTubeの投稿を眺めつつ

「大変そうだけど、最高の気分になれそう」などと思っていました。

 

でも、実際には本当に大変でした!

美濃戸登山口から行者小屋までの道のりも、かなりきつかったのですが、

何より行者小屋から地蔵の頭までの急斜面(ほぼ壁)や、

そこから赤岳までの道のりは、

その高度感に恐怖を感じました。

 

帰りも然り。

帰りは、登ってきた地蔵尾根ではなく、

文三郎尾根経由で行者小屋まで降りましたが、

この尾根がまた、恐怖!

 

終始、目眩を感じるほどの高度に

本当に恐怖を感じていました。

 

でも、事前に見たYouTubeには、

地蔵尾根がどれだけきついか、

文三郎がどれだけ怖いか、

などというとても重要な情報は一切なし!

 

 

だから、帰ってきて見たYouTubeにも

「違ぁ〜う!」と言わざるをえなかったのです。

 

そしてもうひとつ違う点、

それはYouTubeで見るより、遥かに気持ち良い道であったことです。

 

自己矛盾です。

 

 

f:id:unknown555:20211020204636j:plain
f:id:unknown555:20211020204644j:plain
f:id:unknown555:20211020204655j:plain
f:id:unknown555:20211020203114j:plain
f:id:unknown555:20211020203045j:plain
f:id:unknown555:20211020203104j:plain
f:id:unknown555:20211020204839j:plain
f:id:unknown555:20211020204848j:plain
f:id:unknown555:20211020204915j:plain

朝7時半、南沢ルートで出発。沢沿いの道から、一気に高度を上げて、苔生した気持ちのいい山道になりました。行者小屋の周りには数張りのテントと霜の降りたテーブルが。しかし何故か犬連れの人も。

 

f:id:unknown555:20211020204906j:plain
f:id:unknown555:20211020204857j:plain
f:id:unknown555:20211020204933j:plain
f:id:unknown555:20211020204941j:plain
f:id:unknown555:20211020204924j:plain
f:id:unknown555:20211020204952j:plain

地蔵尾根に向かった途端、道は険しくなり、ほぼ垂直壁をよじ登るような場面も。きつかった・・・。

 

f:id:unknown555:20211020205030j:plain

地蔵の頭の数十メートル下。振り返ると、想像を絶する高度感のある風景に眩暈がしました。

 

f:id:unknown555:20211020205020j:plain
f:id:unknown555:20211020205039j:plain
f:id:unknown555:20211020205109j:plain

 

f:id:unknown555:20211020205101j:plain

地蔵の頭から眺める赤岳。今までと違い、ちょっと怪しい空模様。

 

 

f:id:unknown555:20211020205049j:plain
f:id:unknown555:20211020205129j:plain
f:id:unknown555:20211020205116j:plain

案の定、赤岳展望荘から山頂まではガスってしまいました。頂上からは360度、真っ白な風景。

 

f:id:unknown555:20211020205200j:plain
f:id:unknown555:20211020205208j:plain

f:id:unknown555:20211020205149j:plain

f:id:unknown555:20211020202649j:plain
f:id:unknown555:20211020202658j:plain

帰りはただひたすらに、黙々と歩きました。休み休みの山行でしたが、無事下山して、振り返って赤岳を眺めたときの達成感は、今までの山行には無いものでした。楽しかった。