静かな坂道

登るも下るも静かな坂道がいい

【燕岳登山・当日】青空と白砂、そして人。

燕岳への登山口がある中房温泉には

6時前に着いたのですが、

人が多くてびっくり!

 

2つある無料の駐車場は、

片方は満車、もう片方は残りわずかで、

なんとか停められてひと安心。

 

 

改めて、燕岳の人気の高さを
実感しました。

▲登山道入り口の中房温泉。写真では少なく見えますが、周りは人でいっぱいです(朝6時です)

 


そしてこの、信じられないほどの天気の良さ!

今日は、
よっぽど多くの「徳」を積んだ方が
登ってるのでしょう。

 

あるいは徳を積んだ人が多い、ということか?

 

いずれにしても、
本当にありがたいことです。

 

というわけで、秋らしい高い空の下、
急登で名を馳せた「合戦尾根」を歩き始めたのですが、
確かにキツイ!

▲入り口からすぐに始まる急登。無理せずゆっくり登ります。

 

特に合戦小屋までの道のりは、
視界も開けず、
急な階段(時にははしごも!)の連続で、
気分転換できず、
メンタル面でやられます。

▲下から約2時間半。合戦小屋に到着です。

 

合戦小屋を過ぎても、
相変わらず坂はキツいのですが、
木の間に見える大天井や槍ヶ岳
そしてだんだん近づいてくる燕山荘や燕岳に、
気持ちが高まります。

▲合戦小屋を過ぎると、視界が開けてきます。途中で大天井岳槍ヶ岳が望めました。

 

▲見上げると燕山荘、右の奥には燕岳が!

 

 

そして、ココ↓

合戦尾根を登り切って見えた風景は、
本当に素晴らしい、最高の眺め!

しばらくここでぼーっとしてから、
右の燕岳へ。

青空に映える白砂の道を、
イルカやメガネ、その他の奇岩に
いちいち立ち止まりながら、
燕岳までの坂道を存分に楽しみました。

 

ちなみに燕岳から燕山荘まで降りる坂道は、
表銀座裏銀座の山々が望め、
これまた感動!


スゲェ~、としか言えない語彙力の無さに、
忸怩たる思いではありますが、
言葉では伝えられない気持ちもあるよ、
と言い訳して、
やっぱりスゲェ~、
としか言えないこの景色を見せてくれた、
多くの徳を積んだ方々に、
感謝するしかないのです。

▲日本の山小屋とは思えない姿を見せる燕山荘。テント場からは富士山が望めます。


山の季節は、
秋からすぐに冬へと移行します。

冬になる前にもう一度、
遠征しておきたいところです。