静かな坂道

登るも下るも静かな坂道がいい

前編「北岳に登ってみました」

予定通り、北岳に登ってみました。

 

予定と違うのは、

泊まるのは標高3,000mの「北岳肩の小屋」のテント場ではなく、

標高2,300mほどの「白根御池小屋」のテント場にしたこと。

 

3,000mのテント場はものすごく魅力的だけど、

体力的に、重い荷物を担ぎ上げるのは無理、という決断。

 

この決断で、肩の荷が降り、

気持ちも楽になりました。

 

日程は、天気予報を徹底的にチェックして決めましたが、

初日の午前中の雨は、避けられない模様。

 

次の日は晴天が見込まれるので、北岳山頂狙いは、次の日に。

 

 

というわけで、バス停のある芦安駐車場にクルマを止めて、

(マイカー規制がかかっているので自家用車はここまで〕

バスで登山口がある広河原まで向かいます。

 

 

 

そして、広河原。予定通り、

土砂降りです。

 

▲左:北岳への山行は、広河原の吊り橋から始まります。そして今日は、雨です。中:雨が降って、緑が生き生きしています。右:濡れた路面。特に木の根は濡れてツルツルなので、要注意です。

 

 

「雨の日は歩かない」の誓いを破りました。

 

とにかく2時間ほどは我慢すれば、と思い

雨の中を歩き始めたのですが、

さらにその急登ぶりに、初っ端から自信喪失。

 

それでもなぜか、顔はニヤけていました。

 

雨、滑る道、急登、重い荷物

今までになく、本当にしんどい状況でしたが、

顔がニヤけているのがよく分かりました。

 

 

 

そして予定通り、雲が切れて太陽が!

 

なのですが、その後も雨が降ったり止んだり。

しかも、蒸し暑さが倍増・・・。

 

 

雨が完全に上がる頃、御池小屋に着きました。

▲上:その名の通り、御池小屋の向かいにある御池。池の周りにもテントを張れます。下左:池の周りには多くのお花が咲いています。下右:御池小屋には13時ごろ着。すぐにテントを張って、濡れ物を干し、あとは池の周りをブラブラするなど、まったり過ごしました。