静かな坂道

登るも下るも静かな坂道がいい

倫理の時間に起きた地震

NHKでやっているコミック実写版ドラマ

「ここは今から倫理です」が大好きです。

 

最近のドラマに比べると、

終始、抑揚のないトーンで進む感じが

とてもいいと思っています。

 

ただ、私の高校生の頃にあった倫理の時間は

なんだか、とても退屈だった思い出。

 

それが大人になって、

とても楽しみになったNHKの倫理の時間。

 

でも、先週の倫理の時間は、

始まるちょっと前に起きた地震によって、

お休みでした。

 

倫理の時間の前の番組で、

“大きい揺れが来る”とのアラートがありました。

 

え? 何? と思っていると、

ゆっさゆっさと揺れはじめました。

 

結構大きく、しかも長い。

 

 

 

 

2011年の大地震の時、

私は運転中でした。

 

高速道路を走行中、

出口に向かってスピードを落としていた時、

クルマの動きに違和感を感じ、

ステアリングを修正しながら走っていました。

 

 

そして、道の脇の照明灯が

グニャグニャに見えるほど大きく揺れ、

そこで大きな地震が発生していることを認識しました。

 

 

周りのクルマ同様、

停車して様子を見ていると

下から突き上げるような揺れが次々とやってきて、

相当、怖い思いをしました。

 

 

 

先週の土曜日の地震

ニュースでは

「今回の地震も、東日本大地震の余震と考えられます」

とのこと。

 

10年経っても余震。

 

10年後の揺り返し。

 

自然界にとって10年という時間は、

ほぼ差がない、ということなのでしょう。

 

 

人間の生きる時間なんて、

自然界にとっては、一瞬。

 

でも、その「一瞬」が自然界に与える影響は

大きくて、

その「一瞬」が自然をダメにしちゃうこともある。

 

 

自然が流れる時間はゆったりだけど、

自然は、相当に脆いと感じます。