静かな坂道

登るも下るも静かな坂道がいい

外輪山は人間ひとり、鹿一頭。

「箱根外輪山のトレイルを走りました」、

という記事を読みました。

 

いつも拝見している方のブログです。

 

平坦な道どころか、

山坂道まで走っちゃうなんて、

(尊敬の念を込めて)いかれてます!

 

 

ただ、場所には興味があります。

 

外輪山・・・、いい響きです。

 

ならば! と出かけてきました。

 

 

コースは“はこね金太郎ライン”上にある

「金時見晴パーキング」から

明神ケ岳往復です。

 

見晴パーキングに到着。広くてキレイな駐車場です。ここから明神ケ岳(中央・奥に見える山)が望めました。すごく遠く感じます(実際遠い)。

 

 

気持ちに余裕があったら、

金時山もいただくつもりでした。

 

 

コースタイム付きの地図で見ると、

パーキングから明神ケ岳は2時間ちょっと。

 

でも、おかしなことに、

現場の看板には

明神ケ岳までは100分!

 

トレラン前提、ということなのか?

 

看板では明神ケ岳まで100minとあります。実際には2時間ちょっとかかりました。

 



結果から言うと、2時間ちょっとかかりました。

 

体力的はもちろんのこと、

メンタルに響くコースでした。

 

 

丹沢の表尾根のように、

尾根伝いとは言え、

結構な勾配を

登ったり降りたりのコース状況。

 

「ここを走るって、やっぱり・・・」

こんな岩場もありました。

 

 

本日は平日の午前中ですから、

すれ違う人も、抜かれる人もなく、

明神ケ岳頂上でひとりがお休みしていて、

復路ですれ違ったのが、

人間ひとり、鹿一頭。

 

 

 

とても静かに歩けました。

 

 

 

 

 

笹の中を通る一本道。振り返ると奥に金時山がひょっこり。

 

標高を上げると富士山もひょっこり。

 

仙石原が一望! 大涌谷の噴煙も! 箱根に来た感に満たされてます!

 

毒々しいけど、ついつい見入ってしまうハンミョウ。あまりのキレイさに、ケータイのホーム画面に採用。

 

体内に猛毒をもつ毒蝶「ジャコウアゲハ」。麝香のような匂いは感じられず。

 

山で爬虫類に出会うと、お金持ちになれるとのこと。というわけで、お裾分けです。

 

まばゆいブナの新緑。天気が良ければ、もっとキラキラで清々しいのに。

 

初夏を彩る花、ヤマボウシ。ウツギも可憐です。

こちらはサンショウバラ。ハコネバラとも呼ばれています。

 

明神ケ岳からの眺めです。南側は太平洋です。頂上には登山者がひとり休んでいました。

 

そして、帰り道で鹿一頭。「こんちは」と挨拶したのに全く無視されました。



はこね金太郎ライン」を下ったところを流れる狩川です。左に見えるコンクリートの下あたりを狙って投げたあと、中央の大岩の右側辺りの落ち込みを狙って投げて・・・、と思った方は私だけではないはず。

 

そして帰りの「はこね金太郎ライン」も、

存分に(自分なりに)走りを楽しみました!

 

天気が落ち着いたら、

再度訪れようかと。