静かな坂道

登るも下るも静かな坂道がいい

約40年ぶりの丹沢湖

高校生の頃、何人かの仲間と、

オートバイで丹沢湖に行きました。

 

地学のテストで赤点を取った連中が、

丹沢湖近くの河原で、補修を受けていて、

それを冷やかしに行くためです。

 

ただ、私が通っていた学校は、

「三ナイ運動」、すなわち

●免許を取らない

●オートバイに乗らない

●オートバイを買わない

という、なんとも馬鹿げた運動を提唱していたので、

丹沢湖にオートバイで行ったことがバレた我々は

(赤点取った奴らにチクられた!)

その後、いろいろと気まずいことがありました。

 

丹沢湖の思い出はその程度で、

丹沢湖自体の印象はほとんどなく、

湖の北側の道は一方通行だったので、

走りやすかったな、というのが唯一の思い出。

 

 

そんなことを、昨晩、

Googleマップをフリックしていて、

たまたま目についた丹沢湖を見て思い出しました。

 

 

あれから約40年。

 

丹沢湖を見下ろせる山々には幾度となく登りましたが、

丹沢湖自体には一切行っていません。

 

というわけで、あの辺りを自転車で走ってみようと思い、

さすがに自走で丹沢湖まではしんどいので、

クルマに自転車を積んで出かけてきました。

▲朝8時の段階で気温3度。寒い!

▲もしかして気嵐?

 

本当は玄倉林道を走ってユーシンブルーを、

なんて思っていたのですが、

道は土砂崩れのため通行止め。

▲途中まで、なかなかのグラベルロードだったのですが、ここでおしまい。まだ2キロほどしか漕いでません。

▲それでも川底は綺麗なブルー。

 

引き返して丹沢湖の周りを走ったり、

三保ダムを眺めたり、

世附方面まで行ったりと、

25キロほど走ってきました。

左:丹沢湖のシンボル、永歳橋。右:三保ダムを上から覗く。なぜか下には茶畑がある。

 

▲湖の中に沈んでいく道。故郷が沈むというのは、どんな気持ちなのだろう。

左:奥に富士山が! 右:丹沢湖にかかる大仏大橋は補修作業のため通行止めでした。すごいところで作業してる!

 

左:終始天気が良くて、気持ちよく漕げました。右:丹沢湖の周りはトンネルが多い! これは世附隧道。

 

 

記憶の通り、湖の北側の周回路は一通でした。

 

平日ですから、クルマやオートバイ、

ましてや自転車にも一切会わず、

ひとりで気持ちよく、

一通の道を自由に走ることができました。

 

 

寒さはなかなか厳しかったですが、

天気がものすごく良くて、

しかも静か。

 

 

本日も最高のサイクリング日和でした。

 

 

 

帰りに中津川の源流がある

松田町の寄(やどりき)に行ってみました。

 

寄の奥には、

丹沢湖まで抜ける林道があるのですが、

やはりゲートは閉まっていました。

 

走ったことはないのですが、

きっと良い道。

 

 

使わないのはもったいないと感じてしまうのですが、

きっと重大な理由があるのでしょう。

 

仕方ないですね。

 

 

でも、せめて自転車だけでも!

と、思うのです。

 

▲帰りの246号線でコマツ製のライトアーマーの隊列に出くわしました。写真では3台ですが、その前後にもいて、合わせると十数台。他にもトヨタメガクルーザーベースの高機動車も10台近く走っていました。