「薬で抑えることもできますが
手術できるうちに手術したほうがいいと思います」
通院を始めて2ヶ月。
担当の先生より、こう告げられました。
2年前、
私の心臓の動きはやはりイマイチで、
突然、ドキドキ(私の印象ではドカドカドカッ)したり、
脈が抜けたり・・・。
薬で心臓の動きをコントロールすることは可能だそうですが、
長く飲み続けると、
心臓肥大の危険があるとのことで
そうなると心臓の弁が閉まり切らなくなって、
かなり厄介なことになると。
そこまで言われたら、手術するしかないでしょ?
「手術をしても、再発する可能性は25%言われてます」と。
「この手術、2回、3回は普通ですから」とも。
「あなたの場合、まだ若いし、症状も重くないから、
たぶん1回で済むと思います」と。
その場で手術の申し込みをしました。
手術は約2ヶ月後の11月。
約1週間の入院が必要。
退院したら次の日から働けますよ、とのことでしたが、
そこまで仕事が切羽詰ってるわけじゃないし。
生まれて初めての手術。
今まで、入院はおろか、骨を折ったこともなく、
病院に行くのは、花粉症がひどい年に、
薬をもらいに行く程度。
なのに突然、手術(治療?)。
しかも心臓。
「カテーテルアブレーションですから、
メスでゴリゴリ切ったりするわけじゃないので、
身体への負担も少ないですよ」、と言われても、
安心するわけないでしょ!
でも、やってみて本当に良かったです。
2年経ちましたが、
本当に稀に「心臓の動きがおかしいかな?」
という程度。
心房細動と診断される前より、山歩きはしていました。
時々、歩いている途中に心臓の動きに不安を感じ、
引き返すこともありました。
術後はそんなこともなく、山歩きができています。
先にも述べましたが、今、
心臓の動きが変になることは、
本当に稀。
手術の前は、いろんな場面で
心臓の動きがおかしいと感じる時が多かったですが、
そんな変な感じも、無くなりました。
症状や年齢、もちろん病院の設備や技術力にもよりますが、
私は、手術をして本当に良かったと感じています。
先生にも、スタッフにも、病院にも感謝しています。
(つづく)